二重の手術「埋没法」と「切開法」の違い

美容整形外科クリニックでおこなわれている二重の手術は、大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。

どちらの方法を選んだほうがよりよい結果が得られるのか、迷っておられる方も多いのではないでしょうか。実際に、美容整形外科クリニックのカウンセリングでも、この質問をされる患者さんはとても多いのだそうです。

「埋没法」も「切開法」も、それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。医師からはカウンセリングで、瞼の状態や要望によって最適と思われる方法を提案されますが、その時にこちらも「埋没法」と「切開法」の違いを知っていれば、より納得できる施術を受けられると思います。

埋没法と切開法を徹底比較

それでは、2つの方法を比較してみましょう。

手術方法

埋没法上瞼の皮膚の一部と挙筋(目を開ける筋肉)を、希望の二重のライン上に1~数カ所糸で留めていきます。
切開法希望の二重のラインに沿って皮膚を切開し、余分な脂肪を取った後縫い合わせていきます。

手術時間

埋没法5~15分程度
切開法45分程度

術後の腫れ

埋没法腫れはほとんど目立たず、術後3日~1週間で治まります。
切開法強い腫れがみられ、術後1週間~2週間で治まります。

通院・入院の有無

埋没法特に必要ありません。
切開法入院の必要はありませんが、後日抜糸のための来院が必要です。

二重のラインの持続性

埋没法瞼の状態の変化などで、糸が取れ一重に戻ってしまう可能性もあります。
切開法術後、一重に戻ることはありません。

手術痕(傷)

埋没法糸は皮膚に埋没してしまうため、ほぼわからなくなります。
切開法「埋没法」に比べると、若干手術痕が残る可能性があります。

料金(目安)

埋没法約5万~15万円前後
切開法約25万~35万円

埋没法と切開法まとめ

その他にも、二重のラインの修正や変更は「埋没法」ですと比較的簡単にできますが、「切開法」ではメスを入れた皮膚の癒着を利用した二重術なので、術後のラインの修正や変更はできない、というような違いもあります。

また、目を開けづらい人や腫れぼったい瞼の人など、瞼の状態によっては「埋没法」だと二重のラインをキープするのが難しい場合もあります。そういった方には「切開法」がおすすめになりますので、医師とよく相談なさってください。

現在、美容整形手術の技術は日々進化していっています。ですので、「埋没法」、「切開法」ともに、安全性の面での問題はあまり心配ないかと思います。上記に挙げさせていただいたような違いを踏まえて、どちらの方法が自分の希望やライフスタイルに合っているかを判断してください。

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